被災された皆様にお見舞い申し上げます。
さて、
いくつか気になっていることがある。
その1
帰宅してテレビをつけたのだけど、NHKも含めて全チャンネルで
くだらねーバラエティをやっている。
報道の自由は報道しない自由ということなんだろうな。
昨夜は全チャンネルで特番だったわけで。
報道の自由は横並びの自由、ある意味報道統制だな。
やるときは全チャンネル一緒、やらない時も全チャンネル一緒。
チャンネルがいくつあっても国民に選ぶ自由はない。
その2
ある程度想像はついたが、壊れた家の前でレポーターがヒステリックに話している。
震度7である。
昭和、ソレ以前の建物は厳しいだろうね。
私が着目したのは比較的新しい建物である。
築20年以下の建物は阪神以降の建物で耐震性能は上がっていたはず。
築10年以下の建物が倒壊となると、地震の脅威ではない。
違法建築の脅威なのだけど、誰も触れていないよなあ。
特に地方だと地元で幅を利かせている建築業者がいるようで。
ちゃんとした業者も多いのだろうけど、私から見るとあてにならない。
壊れたブロック塀だって、ちゃんと鉄筋が入っているかどうかレポートすべき。
古い木造の建物が派手にぶっ壊れているのをありがたがって報道するだけでは
真実を伝えていることにはならないのではないか。
その3
気象庁は震度6の余震が起きる確率が20%。
震度5が40%と発表した。
20%は何を意味しているのか。
つまり100%となる母数はどこから算出しているのか。
もし地震が起きれば「ほら起きたでしょう」というだろう。
もし起きなければ「80%は起きないわけで」というわけで。
五分五分でも同じ結果である。
そもそも、直前の予知もできないのに数日、数週間の予知などできるわけがない。
よくも抜け抜けと20%などと発表したものである。
地震にしても原発事故にしても、現在の科学では予測不可能なのである。
気象庁の記者会見ほど意味のないものはない。