VW新型ポロ試乗

KC4F0035
新型が出てからちょっと時間が経ってしまったが、試乗した。
試乗車はコンフォートライン、スタンダードグレード。
私は1.2ターボしかないと勝手に思っていたが、
あとからクロスポロとGTが追加されているそうだ。
個人的にはGTを所望だが、アクアの次となるとオーバークォリティだ。
試乗車もコンフォートのみということで、試乗する。
意外なことだがポロの全幅はアクアやフィットより小さい。
1680である。
運転してみるとわかるが狭い道でも運転しやすいのである。
国産車は5ナンバーにこだわり1695にする傾向が大きいが
そもそもコンパクトカーに広さを求めるのがおかしい。
車庫や近所の狭い道などの理由でもう少し小さくてもいいというユーザーは
軽自動車しか選択肢がないというのもいかがなものか。
ポロやアップやフィアット500は実はジャストミートなのである。
さらにである。
試乗してみるとわかるが、ボディ剛性やハンドリングやDSGなど
国産のコンパクトとはグレードが違う。
その分価格も100万円近く高額になる。
動けばいいというユーザーには130万円のコンパクトで十分なのだろうけど
もうひとつクルマに求めるとなると国産車には選択肢がなくなる。
自称カーマニアはエアロだとか高級カーナビとかLED○○などにもう一つを求めるのだろうけど、
エンジンやハンドリングにもう一つを求めようとすると国産車には選択肢がないのである。
ゴルフやポロがすごいのは外側から見えないところに多くを詰め込んでいる。
その分値段が高いわけだが、外見や装備に価値を見出す人にはわからない。
今回も試乗してみて、それを実感した。
エンジンは新型になって数字のパワーは減ったそうだ。
その代わり、低回転からトルクを出して燃費も向上している。
さらにすごいのが試乗してみてパワーが減ったことがわからない。
逆に低回転からトルクフルでターボラグは全く感じられなかった。
乗り心地はさらに固めになった。
ゴルフよりゴツゴツした感じなのが車格の差なのだろう。ただしカドはない。
高級だからフワフワ、低級だからヘタリという感覚ではない。
帰り道の車内で嫁さんと日産ノートNISMOとどちらが良いのか議論していた。