新型クラウンHV


先週の2.0ターボに続いて2.5HVを試乗した。
ターボほど興味はなかったが、営業マンがすすめるので乗ってみた。
実はこのクラスのHVを試乗したことがなかった。
プリウスやアクアの先入観しかない。
普通にアクセルを踏んで加速した。
結構いいんだよね。
プリウスみたいな変なEV感がなくて普通にエンジンで加速していく感じ。
もちろん2.5の省エネエンジンにそこまでのパワーはないから
モーターアシストしているのだろうけど、それを感じさせない自然さ。
信号をスタートしてから60キロまであっという間だ。
モーターとエンジンのバランスもよくてHVのストレスがない。
高級車だけあって、ハンドリングレスポンスもしっかりしていて
電動パワステ(多分)の嫌なところもない。
コーナリングはターボ同様、不快なロールはなくタイヤのグリップとシャーシのバランスもよい。
峠をスポーティに走る設定までなんの問題もない。
当然乗り心地はいいし、欠点を見つけることができなかった。
今回のクラウンのトヨタの本気度が伝わってくる。
前回も書いたが
クラウンといえばフルサイズの高級セダンというイメージだが
全幅1800、全長4900である。
VWゴルフの全幅1800、フルサイズどころかCセグメント、コンパクトに近い。
一昔前のカリーナ程度の感覚といえばいいのか。
優れたシャーシサスペンション、パワフルなエンジン、優れたハンドリング、
日本のミドルサイズセダンで最も優れているのではないか。