例のVWの事件の後始末で無料点検。
今日の買い物の帰り道にディーラーによった。
待っている間に試乗しますか、と用意されたのがゴルフGTE。
本来ならもっと話題になるべき自動車なんだけどねえ。
乗用車としてのいいとこ取りの極致みたいなクルマだ。
HV、プラグインで50キロ、モーターアシストとしてのスポーツモード。
記事によると満タンで1000キロ近く走れるとある。
さらにゴルフというクルマの完成度の高さがある。
もともとしっかりしたシャーシのいいクルマなのである。
エンジンが1.4ターボ、ベーシックの1.2ターボではない。
もし、燃費の数値だけ追いかけるのなら1.2か、最近売出し中の1.0ターボにしたかもしれない。
燃費を重視するならノンターボの方が有利だ。
ヨーロッパ車がプリウスやアクアのように燃費スペシャル的なクルマを作らないのはそこだ。
走りに対して妥協しないことだね。
実際ヨーロッパ車のHVはスポーツ中心だ。
プリウスやアクアが日本で売れるのは、平均速度が遅いからだ。
実際HVを高速道路で走らせればただの1.5か1.8のエンジンのクルマだ。
それも燃費に特化したパワーのないエンジンである。
前置きが長くなった。
ゴルフGTEは欠点のないすごいクルマである。
乗り心地は500万円の価格相応の重厚な感じ。
オプションの19インチのタイヤだったが硬さや突き上げを全く感じなかった。
EVモードは不満のない加速をする。
HVモードはトヨタの初期のHVのようにエンジンの介入が早め。
GTEモードは快適快速そのもの。
常にモーターがフルに介入する。
GTEモードのあとにHVモードにするとアクセルのレスポンスが悪くなったように感じる。
結局、試乗を楽しむのならGTEモードだけで十分だった。
個人的にはPHEV機能を省いて、1.2ターボでGTEモードのみで300万円ちょっとなら買うけどね。
前にも書いたけどいろいろなギミックが良いというより
ベースとしてのゴルフというクルマの良さが際立っているように感じた。