VWビートルカブリオレ試乗

IMGP1058
VWビートルカブリオレを試乗した。
ゴルフ7のデキの良さは何度か試乗してよくわかっている。
でもね、クルマというのは趣味のもの。
自分の好きなスタイル、好きな色が良いのである。
燃費だけで選ぶなら、パワーで選ぶのなら、だいたい決まってしまうのだけど
他のクルマを選ぶのは個人の趣味がそうさせる。
最初からそういう趣味性が強いものを考えれば、古くからビートルである。
ポルシェ博士の設計、独特のスタイル、多くの人を長年惹きつけていた。
戦中戦後は確かに国民車という実用車であったが、それ以降は趣味性が高い。
そのDNAを引き継ぐ現行車もその流れである。
好きなら買うし好きではないのなら絶対に買うことはない。
プリウスやアクアやフィットのように妥協の産物ではない。
写真を見ればわかるように存在感がある。
カブリオレということで、遊び心いっぱいだ。
走りだしてみるとわかる重厚感。
乗り心地よくいかにも高級車、ただのスタイルだけの趣味のクルマではない。
現行モデルは車幅1800の中型車であるがハンドリングは軽快で運転しやすい。
1.2のエンジンはこれまた軽快、パワー不足はまったく感じない。
ゴルフ7のデビューで早速旧型と思いきや、欠点が見つからないのである。
その上、オープンカーの開放感はいいねえ。
今日は秋晴れ、オープンカーを転がすにはベストな日であった。
ノーマルのビートルより130万円も高価なだけある。