フォルクスワーゲンUP!試乗その2

昨日のUP!試乗の続きである。
UP!は戦略モデルとして149万円グレードがある。
2ドアである。
店頭には受注生産と書かれていた。
が、これが売れているそうである。
店頭展示、試乗車にまわすクルマがないとのこと。
対数は4ドアが売れているとは思うがVWの思わぬ誤算であった。
トピックとして
コンパクトカークラス初の“ぶつからないクルマ”機能である
「シティエマージェンシーブレーキ」は、なんと全車標準装備!
これをオプション仕様とすれば10万円にはなるだろうから、バーゲンプライスである。
その代わり
室内はところどころコストカットが見えている。
ドア周りでは、鉄板むきだし部分がある。
また、パワーウィンドウスイッチは一つしかない。
助手席側は左ドアのスイッチでしか操作できないということ。
リアドアのガラスは固定式でおりない。
クーペのように数センチ外側に開くだけだ。
ビートルのようにダッシュボードはボディと同色のパネルが横断している。
おしゃれといえばそれだが、プラスチックで安っぽく傷もつきやすそうだ。
オンダッシュの純正カーナビは5インチでみにくい。
どこのメーカーのものだろうか。
などなどの軽量化で1tを切っている。
JC燃費で23km/L、ミッションにスリップロスが殆ど無いこと、過給器に頼らないこと
などを鑑みて高速では23ぐらいは走ってしまいそうだ。