XPサポート終了の影響は?「ウィンドウズ離れ」

いよいよ来るべき日が来たという感じだ。
XPのサポートが終了するというニュース。
記事では日本の3割くらいのPCがまだ使っているとある。
さすがに個人ユーザーではPCの寿命もあってもう少し割合は下がるだろう。
ただし、我が家では半分のPCがXPで動いている。
パワーのないPCでも動くと書かれていたがある意味間違い。
XPが出た当時98やMeが動いていたスペックはRAMが64Mから128Mの時代だった。
当時を知る人ならわかるが128Mが最低ライン。
起動もタスクの切り替えもずいぶん時間がかかっていた。
2005年くらいに512Mくらいが標準になり、XPはどのPCでも快適に動くようになった。
今となってはRAMが1G以下など考えられない。
パワーがないPCでもというのは条件付きではある。
2006年にでたビスタが余計なビジュアル効果を盛り込み過ぎて
要求RAMが2G程度になったのが敗因でもある。
ビジネスユーザーにそっぽを向かれてしまいXP神話が始まったわけだ。
それとよく似ているのが今回の『8』である。
タブレットを意識したインターフェイスに様変わりしたが
企業のPCやノートで本当に必要なものなのか。
従来のデスクトップの画面も残されてはいるが、スタートボタンがなくとにかく使いにくいのである。
従来のウインドウズユーザーをおざなりにした改悪である。
マイクロソフトはまずこれまでのユーザーのためのインターフェイスを整備しなおすこと。
そのうえで、ウインドウズを存続させたいのなら、OSのライセンスを
基本的に無償で配布するしかないだろう。
頼んでもいない機能を上乗せしてその分高額になるのはOSとしては本末転倒だ。
アンドロイドなどすぐ後ろに迫っていてケツに火が付いた状況だ。
ワードエクセルでもうけを出す方が良い。
マイクロソフトはこの激しい浮き沈みのデジタル業界で20年もトップを走ってきた巨人だ。が
さすがに10年以上前の商法では無理がある。