私が初めてパソコンを購入したのは8ビットの時代。
あの栄光のNEC.PC8801IIだったな。
昭和の最後の方だっただろうか。
5インチのフロッピーディスクをツッコんでソフトを起動させていたね。
16ビットの9800になって、ようやくHDDなるものが登場。
ただし、この時にアップルが先陣を切ってHDDとマウスを装備したパソコンを出す。
MS-DOSしか知らない私達はひっくり返った。
この時、よく使われた言葉が『GUI』である。
グラフィカルユーザインターフェイスということになるそうだが。
マイクロソフトも対抗してWindowsを発表して現在のパソコンの形態になったわけだ。
iPhoneが話題になったのは、マウスでなく直接画面にタッチするというインターフェイス。
私のような人間はパソコンの画面に直接触って「これこれ」とかいうオッサンが嫌だった。
画面にオッサンの脂たっぷりの指紋がべったり残っている。
なんていうのは、過去の話。
オッサンは堂々と画面に触れる時代になったのだ。
画面のアイコンに触れるというのが、マウスの時代と違うのだけど
アイコンで起動するという考え方は20年前から変わっていないということだね。
スマホはノートパソコンに代わるものになっていくだろうけど
本来のパソコンは今のままでいいような気がする。
やっぱり、23インチ24インチの画面は大きくて見やすいし
フルサイズのキーボードは入力しやすいし。
無理して、手を伸ばして画面に触る必要は今のところ無いけど。
ただし、イラスト等やる人にとってはこれまでのペンタイプのマウスよりは
直接画面に触って作業したほうがいいよね。
