小沢一郎無罪確定

もともと無罪なのである。
素人集団と言われる(以前にコメントでそう教わった)人たちが
無理やり裁判にしたのである。
もともと検察は起訴できないと取り下げたものだ。
もうこうなると市民感情と意地である。
残念ながら法的には裁けないのに起訴したのである。
無駄な裁判である。
小沢が嫌いな人と民主政権が嫌いな人には有意義ではあるが。
結局無罪である。
小沢嫌いな人たちはとりあえず小沢の身辺の汚いカネの動きを印象づけたことで
目的は達成できたのではないだろうか。
ああいう大物を少しでもおとしめるにはこんな方法しかないのだろうか。
そんなささやかな抵抗もこれで終わってしまった。
小沢は大物である。
この程度では消えないのである。
どちらかの大臣が不規則発言をしたとか、何かと関わりがあったとかのスキャンダルで
やめてしまうのとは格が違うのである。
なんだけど、小沢には何かが足りない。
自民党時代も若き影の大物として総理大臣候補者を面接したり
見事民主政権を確立したり、能力は十分すぎるほどある。
ところがなぜか総理大臣にはならないし、自分が作った民主党も追い出されてしまった。
さらに、どうせ勝つ裁判に手間を取られるし。
それもこれも小沢が大物たる所以なのかもしれない。