ボーイング787

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先程、747は消えつつあると書いたがその代替となるのがこの最新機B787である。
大きさとしては767に近いと思っていた。
この機体を単体で見ればその通りなのだけど
近くに767が駐機していたので比べてみると興味深い。
一番の違いがワイドボディなのである。
太いのである。
つまり全長は767クラスだが中身は777に近い。
経済的に地方空港まで運用するという幾つかのハードルを超えた形なのか。
その省エネ技術でわかりやすいのが翼の形状だ。
ボディとの付け根の部分も3次曲線で膨らんでいるし、翼も立体的にカーブを描いている。
空力の問題からか各尾翼も小さくなっている。
ところが翼長はかなり大きい。
ある意味寸胴な機体なのだがこれがトレンドなんだろう。
運用面から考えると二昔前のDC8あたりが起源なのかな。DC8はとてもスマートな機体だったが。
数時間羽田にいたが数機を確認している。
ANAへの納品は遅れに遅れたが、配備は速いようである。
そうなると、747につづいて767もいよいよ数を減らしていくことになる。
最後に空港ラウンジから一枚。
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