27日のANA629便、緊急事態を宣言して関空にダイバート

全日空(ANA)が運航する羽田発鹿児島着のANA629便が2018年6月27日(水)、
緊急事態を宣言し、目的地を関西国際空港に変更し、ダイバートしました。
当該機は19時17分に羽田を離陸し、紀伊半島付近の上空を飛行中に
なんらかの異常が発生した模様で、12,000メートルで巡航中のところ高度を下げ、
紀伊半島を通過し、関西国際空港に目的地を変更するまでに4,000メートルで飛行しています。
関空には21時13分に着陸、ゲートには21時22分に到着しています。
このANA629便は、767-300の機体記号(レジ)「JA8568」で運航されています。
というニュース。
ネットで飛行データを確認してみた。
やや遅れて羽田を離陸。
高度4万フィート、12000mまで上昇している。
ところが紀伊半島に差し掛かったところで
速度は変わらないが高度を一気に1万フィートまで下げた。
機体トラブルで高度を下げるというのは、与圧系統の不具合か。
5分で8000mも急降下した。
その後関空緊急着陸した。
ネットのレーダーでは機影が消えたのでざわざわしていたが
書き込みによると高度を下げて山地でレーダーの電波が届かなかったからだと解析されている。
飛行機はたとえ故障しても安全な乗り物なのである。
もう一つ
767はJALANAで運用されていて、両社の機体では最も古い部類である。
80年代からなので30年は飛んでいる。
順次787に置き換えられている。
ちょうどいい大きさの中型機、アナログ機器の信頼性もあって
現在でも主力機として利用されている。