94年の四駆、その三

昨日と同じ写真だけど中身は違います。
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まず、食いついたのはプロシードマービー。
マツダがだしたクロカンである。
いかにも胴長で不恰好。
ある意味マツダらしいのだけど。
もともと、プロシードは主に輸出向けのトラックだった。
バブル期まではトラックやバンといった商用車を改造して、四駆やワンボックスワゴンに仕立てていた。
かの人気車種ハイラックスサーフも初代はもろにトラックにFRP屋根を載せただけのシロモノ。
サスはリーフリジットだったし。
130系もほとんどトラックと共用だったが一応屋根は一体型となった。
そんな時代のマツダのマービーはちょっと変だけど面白い。売れなかったけどね。
もう一つは、ビックホーンとミュー。
車名の下にホンダではホライゾン、ジャズと書いてある。
クロカンを作る気が無かったホンダはクロカンブームでOEMでデカイ車を売っていた。
ホンダはその前にランドローバーまで売っていたから、下手な会社より余程上質なクロカンを手がけていた。
ちなみにCRVは洒落で作ったものだったが、見た目だけのクロカン性能の低さに批判集中。
モデルチェンジするたびに独自の優れた4WDシステムを作って驚かせた。
が、日本ではとっくにクロカン人気はなくなっていた。
それでも海外ではMDXと並んで人気があるそうだ。わからないものである。