東洋経済のネットニュースを見た。
現在の羽田へはモノレール(JR系)と京急の二本がある。
どちらもアクセスはそれなりに良いのだが決定打がない。
その一つが始発。
モノレールは浜松町。この駅は山手線と京浜東北線だけの停車。
東海道線、横須賀線、湘南新宿ラインなど関係ない。
乗り換えもそこそこ面倒である。
京急は品川始発のようになっているが実際の品川駅は普通の駅であり
実際は泉岳寺方面からの都営地下鉄線からの直通運転になる。
この都営線が曲者で微妙にターミナル駅をかすっている。
新橋、銀座、浅草、押上というビミョーな路線である。
その上、線路が古く快速運転できるように設計されていない。
どちらの路線も東京、新宿、上野というターミナル駅を外しているので
旅行者は何度となく乗り換えの必要に迫られる。
どちらの路線も快速、ノンストップ運転で時間短縮には成功しているが
利便性は上がっていない。
そこで、いくつかの構想が書かれていた。
1. モノレール伸延案
とりあえず東京駅まで伸ばそう、というのだがJR東海がいい顔していないという。
2. 都営宝町から東京駅線
ちょいとトンネル掘って都営東京駅を作っちまおうというもの。
どれほどの対費用効果があるかビミョーだそうだ。
ここからはいよいよ無理っぽい計画や案
3. JR羽田線
実は旅客運用はしていないのだが羽田の地下にJRの線路があるという。
これは貨物線で大井の貨物ターミナルから小田原に伸びる貨物線。
川崎、羽田、大井はトンネルで結ばれている。
線路があるというのなら電車も通せる。
4. JR新幹線
浜松町から分岐して大井基地まで新幹線の線路がある。
あと1km伸ばせば羽田に通じるというわけ。一時民主政権が言っていた。
もちろんJR東海が固辞している。
5. りんかい線
大崎から新木場へ抜けるりんかい線。
羽田とは関係ないと思っていたが車両基地は大井にある。
やはりちょいと伸延すれば羽田である。
これが実現すると川越、池袋、新宿という城西地区からの直通運転。
それどころか千葉や武蔵野線からの直通も可能である。
6. 蒲蒲線
東急蒲田と京急蒲田とを結ぼうとする。
ほんの数百メートルの路線だが東急沿線からの利便性は格段によくなる。
川崎や多摩方面からの羽田のアクセスは今はかなり悪い。
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知らなかった路線が羽田につながっていることも知って面白い。
どちらにしろ密集地での路線の工事というのはほぼ無理っぽいけど。
