山登りは嫌いだ…でも、

私はまるで根性がない、
我慢も嫌いなダメダメ人間である。
つらくなるとすぐにねをあげる。
こんな性格では運動や勉学もダメダメであることは容易に想像がつく。
ぜんぜんしない人よりは多少はましであるが。
運動と言ってもレジャーに近いもので登山がある。
個人的に嫌いである。
個人的とあえて使ったのは、公的にはそうでもない。
まず、挙げられる理由が長野県出身である。
これは戸籍上のことで住んだことはない。
両親以上の先祖は長野県である。
祖父母、伯父伯母が住んでいたので子供の頃から年に何度も何度も行っている。
山間部は街のほとんどが坂である。
遊びにいくとなれば山しかない。
山登りは子供の頃からの遊びだった。
おかげで林間学校の引率などで登山があると私が先頭みたいになる。
いい迷惑である。
麓の本部でトランシーバー片手に座っている方がいい。
でも山は好きである。
最近NHKBSで『日本の山』みたいな再放送を連日やっていた。
長野の人間であるから山イコールふるさとである。
たとえ行ったことのない東北の山並みを見てもすごく心が落ち着く。
私には行ってみたいところがある。
それは近くで北アの槍ヶ岳を観たいということ。登りたいではない。
あの山は高いのだが奥にあって平地からは見ることができない。
乗り物で行ける範囲でも乗鞍か奥飛騨温泉からになる。
もう少し近くで見たいなあ。