犬助けようと海へ、29歳妻が重体

動物を可愛がることは良いことである。
ただし可愛がることだけである。
最近は家族の一員として溺愛している人も少なくない。
本来は庭につないでおくはずだった犬も今では集合住宅の部屋の中を走りまわる。
家族旅行のときは近所の人にエサと散歩を頼んだものだったが(伊佐坂先生など)
今はペットホテルに預けるかなんとペットOKの温泉宿に連れて行く。
人様に迷惑をかけなければいいのだろうが。
今回の事件もペットと飼い主の問題ではなく救急、レスキューに迷惑をかけている。
ペットのために命をかけるのか。
先日、父親が放火して娘が死んだ事件も娘がペットを助けに…と書かれていた。
動物を可愛がることはとても良いことだ。
精神衛生上にも大変良い。
ただし、その方法を逸脱してしまえば迷惑をかけたり命にも関わる。
そもそもペットを溺愛しすぎる人は、自分の子供の教育や躾に失敗している傾向がある。
最近、話題になっている野生動物にエサをやるとか
捕鯨反対を政治行動やテロに利用しているチンピラまでいる。
そのくせそんなやつに限って、毎日のようにマックのハンバーガーや焼肉を食べている。
ここはひとつ、タバコの分煙化、携帯マナーのように
全体で取り組むペットマナーや動物との関わりの一種の教育、啓蒙が必要だと考える。