タレント候補の明暗、谷亮子

本気で財政再建しようとしたら本気で税金の無駄遣いをやめたら
国民から大ヒンシュク、官僚や地方自治体からそっぽを向かれてしまう。
お国のために我慢したり苦しい思いをするのはみんな嫌なのだ。
だからバラマキ型、景気回復政権をみんな願う。
景気が良くなるとどんな素晴らしい生活が待っているのか。
90年バブルも99年ITバブルも本当にみんな良かったのか。
90年当時は株と土地を持っている、買えた人。
99年ITバブルは大卒の経済やネット知識が優れた人の一部が儲けただけだ。
私たち貧乏人の生活はまったく変っていない。
民主党はその貧乏人につけいる政策をマニフェストに載せた。
高速は無料になり、子育ては楽になり、社会保障も充実。
そんなわけ無いだろ。
ということが分かるのに8ヶ月もかかる国民が選ぶのはヤワラちゃんである。
いつまでこんな低レベルな政治と選挙を繰り返すのだろう。
私たちには選ぶ権利や参政権がない。
そのひとつに被選挙権がある。
官僚と違って、選挙のたびに失業のリスクがある。
その選挙も多額の保証金等資金がいる。
どんなに能力があっても当選しなければ発揮できない。
政党の支援を受けたとすればどんなに能力があっても政党の指示に従う。
本当に能力の必要なことは長老と官僚が握っている。
まともに勉強して大学を出てまっとうな仕事をする人は立候補などしない。
よって、資産家や仕事放棄できる会社経営者や二世しか政治家になれない。
そんな烏合の衆の政治がいいわけない。
これは政治家だけの責任ではない。
こんな制度のせいなのだ。そのねじれた制度で生きられる人たちのせいだ。
今、唯一政治家が発言できる番組はTVタックルしかない。
あの番組から飛躍した人は多い。
タレント議員の良し悪しを論ずるよりも政治家の発言の場所を
もっと広く与えて私たちに選ぶ権利を与えて欲しい。