選挙へ行こう

アベノミクス増税は反対である。
ただし、アベノミクスはあまり褒められた手法ではないが
円安を誘導して株高を実現した実績がある。
自民党財政再建や庶民の生活には興味が無いからと
民主党政権にしたところで何も良くならなかった。
それじゃあ、どうすれば…。
という人に選挙アプリがいくつかあるそうだ。
その中で特に有名なのが、日本政治.com。
いくつかの質問に答えることで一番近い考えの政党を選ぶというもの。
面白そうだけど、ちょっと馬鹿っぽいかな。
せいぜい10とか20とかの政党、そのくらい新聞かネットの斜め読みでわかるかと。
私が食いついたのはこのアプリではない。
このアプリの利用方法である。
つまり、自分の意志を反映させられるということ。
早い話が国民投票である。
いちいち、血税を垂れ流して議員さんを選ばなくても
基本的な政策は国民投票で決めてしまえば良い、ということなんだな。
一人一人の国民の声を反映させることが難しいからと議員を介した民主主義だったが
携帯電話の保有台数が総人口を上回る現代、意見を吸い上げることはたやすい。
消費税増税に賛成か反対か、アプリで決められる。
辺野古埋め立てもアプリで投票できる。
システムや個人特定の問題は当然あるが、30%程度の投票率で国政が決まるのもおかしい。
違憲状態の一票の重み問題も解決していない。
議会を否定はしないが、今の国会のだらしのない質疑応答を見ていればしかたない。
ここはひとつ、ネットによる国民投票はいかがか。
住基番号や保険証や年金番号や電話番号など複数の数字をパスワードに使えば
個人の特定はそれほど難しくはない。
ネット投票を否定する人は市町村の投票所にいけばよい。
議員は国民の声を吸い上げて立法機関として仕事をまっとうすればよい。
投票率85%くらいで国策を決めていく。
投票率30%程度で議員は今までどおり選べばよい。
議員さんたちは安心して既得権益や派閥に頑張れる。