鳩山内閣支持率3割を割り込む

民主党はトップは馬鹿だがなかなかの頭脳集団である。
それなりの専門知識を持っている人が多い。
それは民主党に限ったことでなく議員はもともと弁護士や地方の市長など
それなりの知識や実績のあるひとが多いのも事実。
しかしである。
実際の顔ぶれややっていることを見ると幼稚である。
もちろん派閥だの族だの陣地を作る能力はものすごい。
これはひとえに選挙に原因がある。
どんなに優れた能力があっても人柄であっても選挙に勝たなければ
議員にはなれないのである。
ところが選挙で勝つためには優れた知識、能力は必要ない。
陣地を作る能力のある人の勝ちなのである。
確かに政治には他人と交渉する、仲間に率いれる能力は大切だ。
が、それに特化した人が多いのも事実。
声を枯らして走りまわった人脈のある人が議員になれることになる。
頭脳をかわれて政治家になった人は少なからずいる。
竹中平蔵は入閣の時は議員では無かったかな。
彼は学者であって実務派ではなかったからと悪い評価をする人が多い。
が、彼ほどはっきりと方向性を説明できた人もいないのである。
実際トップに立つと思い通りにならないのも長妻大臣を見ているとわかるが。
民主党が生き残るためには少ないコマで何とかしようとするのはダメ。
外部から専門家を登用して、実務的な政権にすべきだろう。
そうなると、人脈や金脈だけの大将と民主人気で当選した
コバンザメのような議員が好い顔しないだろうなあ。