VW新型ポロ試乗


先週発表になったワーゲンのポロ。
フルモデルチェンジである。
サイズはほぼ同じの5ナンバーサイズ。
ただしデザイナーに有名な人を使ったとのことでボディはかなりよい。
フロントフェンダーからリアに向かってのプレスラインが良くなって
一回り大きいクルマに見える。
ヘッドライト周りも現行ゴルフに準じていてかっちりした感じ。
ワングレードのみ、エンジンは1.4ノーマル。
試乗車が今日から用意できたとのことで試乗することになる。
車内はゴルフに比べると当然狭い。
特に後席は私のような大男が前に乗ると使い辛いか。
とにかくシャーシやドアなどかなりの剛性を持っていて乗り心地は固い。
タイヤもサスもソフトな感じだが路面の凹凸を拾ってしまう。
エンジンはノンターボでやや非力な感じもするがこれは国産車と同じ感じで
このクルマだけのマイナスではない。
非力に感じるのは7速DSG。
この最新のミッションが確実にアクセルに反応してシフトしてくれる。
おっかなびっくりアクセルを踏んでいる限り2000回転から1200回転を行ったり来たり、
この程度の回転ではトルクもへったくれもあるものではない。
なのに普通に走っているのはエンジンにかなり粘りのあるトルクがあるということか。
10.15で17kmだそうだがコンスタントにでそうな現実的な数値と見た。
走っているときは適度にエンジン音とロードノイズが入ってくるが
止まっているとしーんとしている。アイドリングの音も振動もほとんど無い。
この辺はヨーロッパの味付けか。
ボディが200万円ちょっと。プリウスとほぼ同額。
フィットRSが150万円を考えるとポロの価値を見いだせる日本人がどれだけいるか。