先日は新型ゴルフ、通称ゴルフ7の1.4Lハイラインを試乗した。
まるでスポーツカーのようなパワフルなエンジンと足回りに驚いたばかりだが
我が家が候補にしているのは1.2Lトレンドライン。
今日はその試乗ができた。
用意されたのは青いゴルフ。
カタログでもイメージカラーとされているようだ。
実際にもよく売れていて評判はいいらしい。
個人的にはもう少し深い色のほうがプレミアム感が出ると思うが。
走りだしてみると驚くほどウルトラスムーズ。
1.2Lのトルク不足を全く感じない。
DSGの違和感もなくてATのような余分に回転してスリップロスする感じもない。
DSGだけでなく1.2LのTSIもいよいよ完成の域に達した感じだな。
VWってすごいなあ。
流れの速い国道に合流、アクセルを踏むとスルスルと加速していく。
国産の1.3Lくらいのコンパクトのウィーンというのとは違って
ターボの威力でトルクを感じながらの加速だ。
決してパワフルではないが上り坂でもしっかりアクセルに反応して加速していく。
エンジンは1.4Lよりは非力だが不満は感じられない。
さらに、1.4Lモデルと同等のガッチリしたボディはスポーツカーに近いレベルだ。
パワステやステアリングギア比がちょっとだるく感じてしまうのは
それ以外ができすぎているからだろう。
1.2Lといえども全幅1800、260万円のプレミアムハッチである。
エンジンだけ見れば国産で近いのは日産ノート。
NISMOあたりがチューニングして200万円くらいでゴルフと同等のクルマができるだろうか。