がんばれ、フジ「不毛地帯」

第二回放送が11%。
裏の嵐ちゃん15%、報道ステ11%、県民ショー11%。
以前にもここで書いたが妥当な数字である。
今回のドラマ化は白い巨塔と違って時代設定も原作に忠実。
大戦末期からシベリア抑留など重い話がゴールデンタイムにあわない。
また、主題の戦闘機売り込みというのも私のようなマニアには良いけど
セリフをかなり簡易な表現にはしても素人にはわかりにくい。
商社の政界工作という話も1980年前後ならリアリティある旬な題材だが
今の時代はずいぶんベタな話のように感じる。
(水戸黄門の代官と商人のような)
原作の大ファンである私にとっては原作に忠実な設定、役者の質の高さ、
映像の良さなど楽しみに見ている。
が、嵐ちゃんや県民ショーのおちゃらけ時間帯にはやや厳しいかも知れない。
さらに言えば、私も含めてこのドラマを楽しみに見るような世代はかなりの率で録画するだろうな。
視聴率の数字は少し誤差があるのでは。
役者の質は良いのだが、唐沢君は年齢的には問題ないとしても童顔のためかイメージに合わない。
彼はお坊ちゃま的な役の方がはまるのだけどなあ。
どこかの記事にもあったが官僚たちの夏と同じ感じになりそうだ。