JR尼崎線脱線事故報告書漏えい事件

JR福知山線脱線事故の調査報告書案を、航空・鉄道事故調査委員会の山口浩一・元委員(71)が
JR西日本の山崎正夫前社長(66)に漏えいしていた問題で、国鉄OBの別の事故調元委員が、
後輩のJR西幹部の求めに応じ報告書公表前に複数回会っていたことが安全委への取材で分かった。
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もともとこの事件は運転手の狂気によって引き起こされたことは明らかだ。
もちろん安全第一の企業としての責任、管理者の責任も問われるところだが
話を聞くと運転手の自爆に等しい行為がかなり大きい。
ATSは本来衝突事故を防ぐのが目的で速度超過をコントロールするものではない。
最近になって速度に対する制御も可能になったようだが、なくたって事故はほとんどない。
運転手が気をつけて走れば済むことなのだ。
70制限のカーブを120でつっこめば…。
そのまま話が進めばそれはそれですんだものを何を考えたのか今回の事件を引き起こしている。
オーバーランが会社にしれると困ると狂った運転手、調査委員会の内容如何では困ると思った社長、
どうやら会社にも問題があるようだと最近思い出した。
それより食いついたのが、情報を引き出すのにたいていは接待や金券だが『500系の模型』を受け取ったとの話。
その縮尺も気になるところだ。
Oゲージか、よく博物館に展示してあるもっとでかい模型なのか。
(鉄道博物館やJRの設計ではOゲージの倍近い大きさの模型をつくるらしい)
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読売新聞のコラムに
遺憾とか不適切とかの難しい熟語で謝るのでなく、わかりやすく謝るとすれば
「我が身の行く末が気がかりで、亡くなった方のことなんて頭の中にありませんでした、ごめんなさい」
と言うことだろう。
と書かれている。