日本航空 資本注入申請を検討

どうして日航だけがこうなってしまうのか。
意見を聞くと最初によくきくのが元々お役所だったこと。
民間になってからずいぶんたつのだけどまだお役所根性や
何でも優先されるべきという体質が残っているとか。
次に多いのが、労組のかねあい。
給与や接客だけでなく、整備やパイロットの勤務に関しても
いろいろ強いらしい。
確かにこの場に及んで日航社員の給与水準は高いときいている。
上記のしがらみの中で、この10年第三勢力参入による価格競争が激化。
動きの鈍い巨人はまともに減収をかぶっている。
日航に限らず航空券は随分安くなった。
定価は3万円近くする航空券が実質数千円で動いている。
私も飛行機で旅行をするがそのほとんどがパッケージツアーである。
払った金額に対して宿泊やレンタカーを引くと航空券は異常に安い。
もちろん定価で乗っている客もたくさんいるのだろうが
こういうニュースを見るとやはり無理があるのだと感じた。
別に日航だけではなくどこの航空会社も経営は苦しいようである。