北朝鮮攻撃と修学旅行

熊本の新聞サイトより
北朝鮮による韓国砲撃を受け、熊本市の東稜高は12月に予定している普通科国際コースの韓国への修学旅行の延期を検討している。
 国際コースは例年1年次に海外への修学旅行を実施しているが、現在の2年生は昨年新型インフルエンザの流行で中国への修学旅行を中止した。
このため今年は11月に1・2年生合同で中国への旅行を計画。
しかし尖閣諸島の問題で10月上旬、行き先を韓国に変更したばかりだった。2年生にとっては3度目の予定変更の可能性が出てきた。

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というもの。
ここではいくつかの問題点がある。
どうしても海外旅行でなければいけないのかということ。
もちろん、学校の特色や伝統があるからのことは私にもわかる。
ところが、この学校の例を見てもわかるとおり政情不安があるところに行く価値が本当にあるのか。
ここでもうひとつの要素がある。
それは予算である。
公立高校のほぼ全て、私立高校でも一部をのぞいて10万円程度の上限がある。
その予算でとなると、どうしても極東アジアとなってしまう。
韓国か台湾、香港までの中国となってしまう。
韓国も中国も平静を保っているように見えるが、最近の報道のように中は一触即発である。
次に、旅行の見積もりをみて思うのが、高いことである。
平日の便で何百というまとまった数。格安航空券のパターンなのだがそれが違う。
一つは安心の国内航空会社を使うこと。
予約がかなり前であること。
そして、出発到着が調度良い時間であること。
基本的に格安は売れ残り(売れ残りそう)でなければならない。
学割があるかどうかは知らないが、ほぼ定価で航空券を購入してくれる修学旅行客は業界にはいいお客さんなのだろう。
LCCが発達して修学旅行客を飲み込むようになると業界は一変するかもしれない。
予算がさらに少ない中学の修学旅行客も呼び込めることになる。