アコードユーロR/レガシイB4、98年〜

***アコードユーロR


今となっては海外で日本車がどうのこうのというのはめずらしくは無くなった。
いつからか、海外に生産販売拠点があって国産車なのに外車みたいな売り方が出た。
ホンダは先駆けみたいな存在だ。
今日の部屋を掃除していたら出てきたシリーズ。
5ナンバー時代のアコードユーロRである。
カタログは2000年とある。
タイプRでないところが当時新鮮だった。
インテグラタイプRのようにガチガチのピュアスポーツモデルというのでなく
乗り心地も含めた実用性の高いスポーツに仕上げている。
従って名前もタイプRでなくユーロRになったとのこと。
トピックはエンジンが2.2Lと3ナンバー化。
それにともなったのかボデイも多少幅広になっている。
当然トルクがしたからふくらんで乗りやすくなっているわけだ。
スポーツセダンの市場が縮小したこと、当然なのだが価格が300万近かったこと
などの理由であまり売れることはなかった。
02年モデルチェンジで排気量2Lとして商品価値は上がったにもかかわらずやはり売れることはなかった。
そして現行のばかでかいアコードへのFMCとともに消えてしまった。
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***レガシイB4、98年〜


部屋を掃除していたら出てきたシリーズ
レガシイは89年デビュー、今年で20年になる。
ワゴンにスポーツを求めた企画が当たってツーリングワゴンとして人気。
当初からセダンはあったがワゴンに人気が取られていた。
2代目でツインターボ280馬力が登場して人気は不動になる。
そしてそれを受けての3代目がこのレガシイである。
人気がないセダンをB4としてグレードもRSK(ターボ)とRS(DOHC)のスポーツグレードのみとした。
こうした割り切り方が支持されてセダンが不人気の中B4は人気車種になった。
マニアに言わせると2代目より軽量化されて剛性感が今ひとつなどと言われた。
私が乗った感じは2代目より洗練された乗り心地のためにおもしろみが無くなった、
しかしながらコーナリングの正確さなど一つ一つの性能は確実にアップしている。
これはエンジンよりサスの進化が大きいのだろう。
デザインは直線的になり塊感が強くなり、5ナンバーとしてのベストバランスと思う。
この後、4代目で3ナンバー化されて賛否別れることとなる。
B4は全てスポーツモデルが売りであったが、先にモデルチェンジしたインプレッサ
WRXやSTIが同じシャーシながら3ナンバー化されて車種構成の逆転が起きている。
これがレガシイ3ナンバー化の引き金になったか。
3代目B4はコアなファンが多く今でもよく見ることができる。
ブレーキカスがホイールを茶色くしたいかにも走っているものが多い。
中古サイトを見ても走行距離が年間2万キロレベルのタマが多いのもレガシイである。