レクサスRX 3.5Lに試乗

先週よりレクサスではRXのハイブリッドの試乗をはじめた。
本来ならそれを書くべきなのだが結構混んでいたので
あえて3.5Lのノーマルエンジンを試乗した。
このV6エンジン「2GR-FSE」は最近のトヨタのエンジンの中でも
出色のエンジンでパワーが出ていてレスポンスもすこぶるよい。
ステマアルファード、クラウンにものっているエンジンだ。
私が初めてこのエンジンに触れたのは多分最初に搭載した
レクサスISだったと思う。
下からトルクが出て一気に6千回転まで吹け上がる。
ホンダのVTECにもひけを取らないよくできたエンジンだった。
その後、クラウンやエステマで「2GR-FSE」を試乗したが
それほどの感激は味わえない。300馬力をしてもボディが重い。
そういう意味でISとGSはボディサイズにしてもよくできている。
と、前置きが長くなったが
予想通りというか、RXで「2GR-FSE」の良さは味わえない。
他にエンジンが無いから仕方がないのだろうけど。
アクセルをずっと踏んでいればちゃんと加速はするけど
300馬力もあるのかな?と思ってしまう。
しかしながら、乗り心地はれくさすである。
タイヤやサスに余裕がある車体だから道路の突起も段差もしなやかに超えてくれる。
この安心感はRVならではである。
さらにレクサスゆえのセッティングが決まっていることもあり
上品な乗り心地、静かな室内である。
ぜんぜん関係ないが、専用のナビが面白かった。
画面がダッシュの奥の方にあり、近くにボタンが見つからない。
どうやって操作するのかと見回したらミッションの近くにそれらしき突起物。
いじると画面内のカーソルが動く。
マウスのような操作感覚で結構使いやすい。
ちなみに助手席にいた機械音痴の嫁さんは手をぐーんとのばして画面上のボタンを押そうとした。
レクサスの営業マンにきくと「ほとんどの客が使いにくい、よくわからんと言います。
やり方を知らないのにすぐに操作できて使いやすいと言うのは白鳥先生だけです。」
と説明とヨイショをしてくれた。
ちなみに、操作性を確かめるために以前宿泊したことがある、指宿温泉ホテルフェニックス
に行き先を設定してみた。なかなか快適である。
レクサスの方、試乗中ピンポンうるさいと思うのでルートを破棄してください。
次回の試乗はいよいよハイブリッドである。