藤原紀香の戦略、陣内智則の夢、破局の裏側

人は誰でも夢を見る。
夢は欲でもある。
お笑い芸人としての夢は大御所と言われるようになること。
そしてそれにふさわしい女を連れていることだったのか。
誰もが知っている女優やモデルが嫁さんだと言ってみたいのは
芸人に限ったことではない。
私もエビちゃん長澤まさみと結婚したい。
あくまでも夢である。そんなことはあり得ない。
しかしながら、陣内はひょんなことから夢を引き寄せてしまった。
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次のポイントは選択である。
私も今の妻と(前にはいないが)結婚するときは周囲に反対されて
結婚までにずいぶん時間がかかった。
10年過ぎてもうまくいっているので(表面的には)
周囲の心配は杞憂に終わった。
陣内の周囲に反対する人はいなかったのだろうか。
プライド高く、見た目を気にする女優(これが仕事)が
本当に二流のお笑い芸人とうまくいくと思っていたのだろうか。
紀香はああいう人だから助言されなかったか、されても聞く耳持たなかったか。
陣内はそういう先輩や友人を持たなかったのか。
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次のポイントは戦略である。
この2年間の一連の流れを見る限り、誰が見ても不自然な言動が目立つ。
格差があるだけでも不自然。
あれだけ容姿を気にする紀香が陣内を選ぶのも不自然。
実はこの辺に紀香の戦略がある。
美貌、スタイル抜群な気位の高い女優、というイメージを
払拭するために陣内を選んだ。
つまり、容姿にこだわらず中身を重視したと言いたかった。
そうした庶民派を装うことで仕事も増えたと思われる。
ここで、陣内はいらなくなる。
格差婚で年下だから自分の都合で切り捨てられるだろう。
こうして言葉で書けば悪く感じるが
陣内にしても夢が見られたわけだし、仕事も増えたし。
芸能界とはそんなところなのだろう。