忙しい主婦がパソコンの本を読むと言うこと

pasokonryoku2007-10-20

『ぱそこん力をつけよう!』著者の白鳥詠士です。



パソコンの本を買って読むというのはどういうことでしょうか。
一つは操作方法などを調べることです。
○○の使い方、××の設定の仕方等。
初心者の方は教本として購入しパソコンを前にして
1ページずつ本の通りに操作の勉強をしています。
これは正しい。
ところがある程度使えるようになると、いくらかの部分は
すでに履修済み。読むべき知りたい記述だけ読むことになります。
そのために千円も二千円も払うのはちょっともったいない。
ある程度ブログを活用している方ですと、ネット検索で
知りたい情報(操作方法)など事足りてしまいます。
つまりHow toとしての本には限界があります。



著作『ぱそこん力をつけよう!』は、そこに着目しました。
特定の操作方法を言及するのは入門書やネットにゆずって
本としてパソコンのことを書こうと思いました。
会社や家庭でワードやネットはほとんどの人が使えます。
ところがパソコンのことは知らない人が多いのです。
かといって工業大学の教科書のようなことを書いても何です。
こんな感じというところを感覚的にわかるように書きました。

もう一つ、読書というのは創造です。
文字情報のみから情景や心情を感じ取ることです。
『ぱそこん力をつけよう!』では会話を書いたり
皮肉を書いたりとエッセイとして執筆、編集しました。
パソコンにまつわるトホホな話をできるだけ載せました。
Windowsの古い思い出も書きました。
だから体裁も縦書きにこだわりました。
おかげで横文字の用語の記述や編集に手間がかかりました。
これも読み手を普段パソコンの書籍に触れていないような
主婦やおじさんといった人に的を絞ったからです。

ブログ読者からこんなメッセージ。
『「ぱそこん力をつけよう」を読むと日々の仕事の疲れが癒されるので』
言うことを聞いてくれないパソコンにまつわるエッセイを
このように評価していただけるのが筆者として大変うれしいです。
ライバルは「国家の品格」や「ばかの壁」です。
読み終わってちょっといい気分になってもらえるとうれしいです。