ウイルス客船に思う、その2

仕事で客とのトラブルが発生。
対応に追われる事になってしまった。
私は悪くはないのだけど、頭を下げることになるのだろう。
憂うつな連休である。
さて
ウイルス客船の話が少しだけ方向転換している。
一つは厚労省の対処が正しかったか。
専門家からも乗客からも異論や情報が出ている。
もちろん対策チームは多くの専門家がいたはずだし。
もしかしたら、いつもの役人根性が出てしまったか。
机上の計算や書類に夢中で現場を把握していない、とか、
金持ちからのクレームが出ないように忖度したとか。
自然現象は一切忖度してくれないことがわかっていない。
何でも自分たちの書いたシナリオ通りになると確信している。
実は『何でも』ではなくて『国民は』なんだけどね。
すでに所々で初歩的なほころびが出てきている。
最初から専門家の意見を聞くことがお嫌いらしい。
もう一つ
下船したあとに死亡した客が出たという。
87歳と85歳ぐらいだったか。
何より驚いたのが、その年齢で何週間かのクルーズにでかけたこと。
多分旅行が趣味だったと思うが、多分健康だったとは思うが、
それにしてもそのモチベーションがすごい。
私の親も義父母も80をすぎると宿泊の旅行は嫌がるようになった。
旅行は楽しい半面体力も使う。体力、体調の不安が頭にあるようだ。
80代後半で自分の足で船を乗り降りする足と洋上生活を楽しむ体力が
あるというのは素晴らしいことである。
海外へ行って病気をもらっても、この人達は後悔しないだろう。