新型肺炎「エーロゾル感染」の可能性

新型肺炎「エーロゾル感染」の可能性
病原体空気漂う、中国の国家衛生健康委員会は19日、
新型肺炎の診療ガイドラインの発表というネットニュース。
誤植と思ったが()でエアロゾルと注意書き。
今は「エーロゾル」と言うらしい。

理系の人は知っているとは思うが
ゾルとゲル、コロイドの話を。
wikiでは微小な液滴あるいは微粒子を形成。
分散した2組の相から構成された物質状態とある。
分子原子よりは大きく高分子よりは小さい特定の大きさの粒子。
バター、牛乳、クリーム、霧、スモッグ、煙、アスファルト、インク、塗料、のりなどの例がある。
液体状をゲル、気体状をゾルという。
皮膚に塗る薬や髪の毛に付けるものをゲル。
スプレー缶の殺虫剤をゾルということでなんとなくわかる。
今回の「エーロゾル感染」はウイルスが霧状の液体
つまり飛沫がゾルの大きさで空気中を漂うことを指している。
飛沫感染と空気感染の中間。
感染スピードも中間と考えるべきか。
確かに感染は広がっているが爆発的ではない。

客船感染は予想通り20%を超えた。
感染の危険があると横浜に上陸できないとなったあとにも
通常の食事やエンタメを行ったことで感染が進んでしまった。
知識がない人が陥る失態だ。
ここで危険だからとスパッと乗客を隔離すれば事態はかわったと。
先が見えない話にスパッとお客を切り捨てるというのは容易いことではない。
映画のように乗客の中にヒーローがいるならねえ。
そうでなければ誰が船長でもこうなったに違いない。
日本の政府、厚労省の対応だって世界から批判されているくらいだ。

アメリカでインフルが大流行だそうだが
コロナは重症化しないことから、コロナウイルスが絡んでいるとも言われている。
ウイルスの発生がいつも中国とアフリカなんだね。
疫学的因果関係があるのだろうか。