『宇宙戦争』を新解釈で映画化した『ウォー・オブ・ザ・ワールド』、Prime Videoで配信もRotten Tomatoesスコアが異例の0%に、批評家と観客の双方から酷評を受ける

批評にも書いてあるが8割はPC、スマホの画面で構成されている。それを映画としてどうとらえるかということだろう。もともとの宇宙戦争がそれほどおもしろいとも思えないし。当時は新しかったのだろうけど今となってはクラシック。これをどう新解釈しても原作を超えることなどできない。スピルバーグにしても本作にしてもいかに新しい視線解釈で映画を作ったかというチャレンジ、批評がどうこうではないのだろう。親子関係のやり取りに時間をかけたり宇宙人の動きや目的が唐突だったりは原作も同じ。私はネット社会のこのストーリーにアマゾンの配達員を入れたことが面白かったしストーリーを面白くした。政府、軍事のネット監視がテーマなんだけど「アマゾンのカートの中身を見る」というセリフが何度か。
スパイ・ファミリー(2020年製作の映画)

日本で有名なアニメのスパイファミリーだと思ったら大間違い。中身が全く違うアメリカの映画だった。スパイを父に持つ美しい娘が活躍するといういかにもB級の話である。父と娘のすれ違いや教育の葛藤が中心でその時間も長くて飽きてしまう。アメリカ人は家族の絆みたいな話が好きだよね。娘は実践経験0なのに悪者のアジトに殴り込みという途中からどんどんつまらなくなった。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」2016年に公開

中身はマーベル映画そのものでAI風にまとめると
- 極端なスピード感:編集が細かすぎて、動きが速すぎる。観客が「何が起きているのか」を把握する余裕がない。
- 破壊のインフレ:都市全体が崩壊する、宇宙規模の戦いになるなど、スケールが肥大化しすぎて「人間ドラマ」が埋もれてしまう。
- リアルなCG技術:映像は驚くほど精密でリアルなのに、描かれている行動は非現実的。結果として「リアルな嘘」を見せられている感覚になる。
というわけでストーリーはどうだったのか忘れてしまった。別に悪いやつがいることだけはわかったが。おまけの映像がシュールで面白かった。
猿の惑星キングダム 2024年

久しぶりに猿の惑星を見た。シリーズによって人間との関係性が微妙に違うのだが、もともと空想なので違和感だらけ。それを楽しむのが猿の惑星であろう。キングダムは比較的新しい作品。ただし中身はいつもどおり。人類の文明のあとが随所に出てきて映像として楽しめるのがこのシリーズの美点である。今の文明が滅んで人間不在で数百年経つとどうなるかというのはいろいろな映像作家が表現している。都市の構造がギリギリわかるくらいの崩壊の様子が面白いか。この時代メイクだかCGだかわからない猿の表情や動き、画面の美しさなど見どころはいろいろあるけど、お話は子供向けだな。