なぜクルマは高くなってしまったのか

というヤフーニュース。パーツから開発費、安全環境装備に10年前と比べて3割4割高くなったという。
売れ筋のヴィッツとヤリスの価格などを比較していた。
先日ホンダとダイハツの軽自動車の見積もりを取ったが200万円超えでびっくりした。ターボ付きの上級グレードだから、としても200万円は高いよねえ。
末端の販売会社はどうかと言うと、例の納期の問題、納期が長いので無理して買わなくてもいいというスタンスは値引き交渉をやりにくくした。お陰で利益率が上がっている。納期が延びているだけで販売台数はそんなに変わらない。
先日も納期問題についても一時は確かに半導体の調達が、、という理由があったがそこまで長引くような話でもない、わざと納期を延ばしているようにしか思えないのである。これはメーカーも販売会社もwinwinの関係になる。
もう一つはユーザーの意識、高価な買い物ほどお金をかけたがる傾向がある。最たるものが売れているアルベルに代表される高級ミニバン、ただ中が広いだけのクルマなんだけど豪華を競い合うことになる。器がでかいからいくらでも足し算ができる。重量増や空力など考えなくてもいいからね。私の愛車のGRヤリスとは対局にあるのだけど、クルマに興味がない人はなんにもついていない小さいヤリスがこんなに高いのかという評価。
今となっては安いクルマなど必要ないのだろう。

TDLの特別な入場券が2万円だという。そもそもTDLに入場するだけで1万円というのにびっくり。価値の分かる人にはそれでもいいとなるわけで。なんだかんだ値上がりしているのだけど高くなってもちゃんと買う人がいるわけで。
ちなみにTDLUSJも大幅割引券を持っていって5000円くらいで入ったのが最後だな。USJは映画好きにはいいとこなんだけどねえ。
本マグロの中トロだって松坂牛だってのどぐろだってそもそも食べたことがない。値上がりで困るのは中途半端な金持ちの話で金持ちと貧乏人にはたいしたことではない。
ちなみに職場の忘年会を欠席、今日つみたてた会費を返してもらった。本気で値上げに対抗するには無駄な出費を切り詰めるしかない。どうしてもTDLに行きたいのなら行けばいい。ただ、そういう人はそれ以外でも随分無駄な出費をしているのだ。大抵は「つきあい」とか「これは譲れない」とか言いながらね。