縦位置グリップ、最後に愛は勝つ


先日、デジタル一眼レフカメラを刷新した話はここで書いた。
一眼レフカメラを何十年も使い続けていながら、まだ未経験だったのが縦位置グリップである。メーカー純正品は5万円とかもう一台カメラが買えてしまうほど高価なもの。社外品ならと今回は気前よく購入してしまった。すんなりカメラに取り付けできた。持ってみるとやはり構えやすい。縦位置だけでなく普通に構えても安定感がある。私のように戦闘機がいる空に向けて振り回すには都合がいい。今までなんで購入しなかったのか。

電池も2本入るので2日間で6000枚は撮れるだろうか。
どうせなら電池も、と充電器付きの格安電池を2個購入。無駄遣いは承知だが10年20年30年、一眼レフカメラと付き合ってきた上での決断である。
さらに中華製ゆえ、子供の小遣い程度の金額ではある。

KANが61歳で死亡したという。
一発屋ではあるが、名曲を残した。この曲を聞いてどれだけの人が助けられたことか。私もその一人である。
今日も職場でストレス満載、研究室でピンセットを渡すのに女性には手渡しで優しく渡して男性には指さして自分で取らせた、という苦情。まあよくそんなことを文章に書いたものだとその男性を哀れんでしまうほど。だが、このクレーマーのせいで無駄な時間を使うことになる。お若いのにこんなことでおじさんを悪評するくらいだから、一生結婚などできないだろうな。
私は変わり者の自由人、狭い見識の人には異物に見えるのだろう。仕方がないことだ。でも、細かく調べてもらうとアンケートの苦情は数%。たくさんあるように感じたが同じ人がいくつも書いている形跡がある。残りの90%以上の人はどうてもいいと思っているかよく評価してくれている。
ミスに対する苦情なら仕方がないが、苦情の大半が「嫌い、気に入らない」というもの、管理職は大問題だといきまいているが、苦情も来ないような仕事では出世はするだろうが、創造性や人間性は希薄だろうね。そしてつまらないミスで失脚するか、部下に嫌われるか、ストレスで早死するか。
私には良き理解者が家族にも同僚にも後輩にも教え子にもそれなりにいる、幸せなことだ。偉くもなれなかったし給料も安かった。だけど最後に愛は勝つのである。