神田財務副大臣辞任

税金を滞納したとかがスキャンダルの大元らしいが、本質は違うところにある。と、テレビでやっていた。元秘書らの証言だと、どうしようもないやつらしい。すぐ切れるすぐ怒鳴る、といったもともと人間性がよろしくないとか。それでも、ちゃんと当選して議員をやっているというところに問題がある。さらに年功序列か、当選回数に合わせて大臣などの職が回ってくるという。
そんな腐ったシステムだからうまくいかないのかもしれない。
国民投票で総理大臣を選ぶのはどうだろうか。と思ったがこれもまたうまくいかない。2000年前後に国民から人気があった菅直人、2010年についに総理大臣になったのだけど2011年の大震災の対応でグダグタ、器じゃなかった。国民に人気があるからとリーダーに向いているわけでもないらしい。

リーダーにふさわしくはないが、社会に受け入れられない才能を持った人がいる。という映画の古いDVDがゴミの山から出てきた。『ハンニバル』という映画、2000年前後の作品である。実は嫁さんもハンニバルシリーズの大ファン。昨夜二人で観始めたが、あまりにも画質が悪く、夜も遅くなったので前半でシャットダウン。
今日、体調(精神的)悪く早めに帰宅、ゴソゴソとごみの山をひっくりがえしてハンニバルのブルーレイを見つけた。高画質で観るハンニバル・レクターはやはり引き込まれる。私のコレクションは『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッドドラゴン』の三部作に『ハンニバル・ライジング』『レッドドラゴン/レクター博士の沈黙』がある。『/レクター博士の沈黙』は1986年ハンニバルシリーズの第一作だがハンニバル・レクターは脇役、『羊たちの沈黙』で主役になりアンソニー・ホプキンスの当たり役になる。2002年にアンソニー・ホプキンスでリメイクされる。
どの作品もおぞましいサイコスリラーなんだけど、引き込まれてしまう。それは殺人鬼がただのアホではなく、それなりの教養知識を持ち合わせているということ。警察もFBIも刃が立たない。
さらにハンニバルでは、FBIのサイトに侵入した人が世界の指名手配一覧を見ることに。ビン・ラディンの顔も見える。実はこの映画のこのシーンが元になって、本当に逮捕された犯罪者がいたとか。ビン・ラディンもこの映画の数年後に殺されることになる。

心身ともに疲れ切っているときは、このくらい刺激の強い映画が良い薬になる。