学校配備のタブレット端末から発火疑い

何年前になるだろうか。突然小中学生にPC、タブレットPCを配ったのだった。
そしてそれを使いこなせばみるみる学力、人間力が上がると言っていた。
もちろんそんなことはない。
率先してPC活用を押している学校の子供は可哀想に視力が落ちている。PCを使えば何でもできるという妄想に取りつかれた大人と、PC業者と仲良くなりたい大人は子どもたちの健康と引き換えに金儲けをしているのである。
そしてもうすぐ次の問題がやってくる。高度成長期のインフラがことごとく更新の時期になり水道管を初めてとして整備が間に合わない事態になっている。鉄道や高速道路は収入の母体がしっかりしているから、なんとかなっているがそれでも大変。地方の橋や水道管はすでにどうしようもない状況になっている。と同じことが、子どもたちのPCに起きようとしている。あんなもの4年も使えば充電池やHDDは限界になる。まして子供が持ち歩いているわけで寿命は短いだろう。それを半永久的に使えると思ったに違いない。もうすぐ大量の学校PC廃棄物問題が出てくるだろう。一時にやりすぎたのである。甘い汁を吸った役人は転退職でなんの責任も追わない。このままこんなことを続ければ病んだ子供を大量生産して、PCの代替の予算が必要になるだろう。そして、大量のボロボロのPCが資源ごみになる。
大学入試にしても、ゆとりにしても、ICTにしても、これからのAIにしても、英語や道徳にしても、教員免許更新制度も、教科書検定も、みんな役人の思いつきで無理やり進められ、数年後には方針転換でなきものになる。
教育現場と子供をもてあそんで汚い金儲けに加担して本当にこれでいいのか。