「子どもの声は騒音ではない」法律で定めることも視野に

少子化対策は喫緊の課題、というのが論調である。
私は子供が嫌いである。
所構わずでかい声を出し、スーパーでは食品にベタベタ触り、ホテルでは夜遅くまで走り回り階下の人たちに迷惑をかける。また、そういう子供とセットで迷惑なのがバカ親。周囲に迷惑をかけていることに気づいていない。
少子化は困った問題だが、このバカ親子を助けたにしても結局子供は日本の社会を助けることができず、せいほになるか犯罪者になるかで税金をむさぼり食うだけである。例外を除いてはバカ親からはバカな子供しか生まれない。いくら税金を投入しても、いくら子供の声は騒音ではないと法改正しても、日本は豊かにはならないのである。
さらに高学歴な日本を背負うような子どもたちが、大人になって景気のために赤字国債を増やそうとか、少子化対策のために全部税金で無料にしようとか、マイナスになることしかしない。だめなものはだめなのである。
試しに、近所の小学校や中学校に行ってみよう。昭和の建物にXの耐震補強をした薄汚れた校舎が確認できる。一切残業がつかない安い給料の教員が朝早くから夜まで疲れた顔で教育している。
できる子供は高価な塾に通い高価な私立学校に通い、有名な大学に行くのである。別に少子化対策で給食や医療が無料になっても関係ないのである。
少子化はたしかに大問題なんだけど、先人が築いたいまの社会システムの行き着くところであって、社会システムを変えないで少子化は防げない。現状の社会システムで甘い汁を吸っている連中には少子化対策はできないのである。せいぜい表題にあるような間抜けな話し合いをするだけだな。

もう一つ
少子化の原因についていくつか指摘されている。若い人が異性と付き合おうとしないというのだ。突き詰めていくと「セクハラ」という言葉にぶつかる。子供でも思春期でも異性に興味をもつのは当たり前のこと。ところが相手の異性が興味を示さなければ社会も学校も「セクハラ行為」として片付けてしまう。告白して成功すれば薔薇色だが失敗すれば犯罪者扱い。こんな冒険をしようとしない若者が増えるのは当然。安心して好きになれるアイドルや二次元の世界に行ってしまうわけで。そもそも恋愛はセクハラと表裏一体、これを規制すれば不得手奥手の人は少子化に貢献してしまうわけで。この人達は、独身のまま人生を終わらせるか、行動をうまくコントロールができずにセクハラに収まらずストーカーなどで大迷惑になるのである。その一部は殺傷事件を起こす。
SDナントカで歪な恋愛対象は認めようとしているが、本来の恋愛に関しては男女は平等とするばかり。もともと男女は明らかに違うし平等ではない。
こんな居心地の悪い社会で少子化対策だけがうまくいくわけがない。