選挙のネタ

マスコミは大仕事と盛んに選挙のネタ。一応平等になるように党首の遊説を自民党から均等に流す。
当然だが聞いたことあるフレーズと綺麗事と実現不可能な話のどれかだ。
あんな間抜けな演説を聞いて選挙に行こうという若者がどれだけいると思っているのか。
投票率をあげようと食いもしない高級な定食が〇〇割引とか、そんなことで選挙に行く気になるやつの一票がどれだけ大切なのか。
まず、マスコミがしなければならないのは前回の参院選での各党の公約と実現一覧である。
公約が何一つ達成されない政党に一票を投じる必要はない。
実際は政権を取らなければ実現できない公約も多い。となれば何を基準に何を信じて投票すべきなのか。そのいちばん大切な部分にはマスコミは興味が無い。
つまりマスコミは有権者が知りたい情報は教えてくれない。それは選挙制度も同じことである。まだ良くわかっていない若い有権者のための報道は皆無と言うことだ。50年前と同じ政見放送を深夜にやってどうする。
消費税撤廃とか一律10万円とか言ったらすぐに「その財源はどうするのか」とツッコむべきなんだが、誰もしない。
一票の格差投票率など実はどうでもいいことに話をそらせていて、本当に知りたいことは教えてもらえずに投票所にいけということ。

3.11前夜の民主党政権はひどかった。パフォーマンスばかりで何も変わらなかった。どころか景気は悪くなり総理に人気の菅直人を据えたところで3.11。そのまま沈没して自民党政権復活となった。政権をとっても公約は守れないという前例を作ってしまった罪は重い。