自殺未遂者のデータベース化

厚生労働省は今年度から、救命救急センターに搬送された自殺未遂者から医療スタッフらが聞き取った性別や年齢、自殺未遂の手段などのデータを個人が特定できない形で登録し、実態把握や当事者の支援につなげる仕組みの構築に乗り出す。
というヤフーニュース。

救急医療の人にはあるあるだそうだ。
救急で運ばれてきた人を見て「ああまたこの人か」と思うことはかなり多いらしい。ドラマなどで「追い詰められてついに自殺」なんていう例は実はそれほど多くない。実際、そこまで覚悟を決めている人は救急車で運ばれてこない。こうして病院に運ばれてくる人の多くは「病気」なんだな。病気が治らなければまた運ばれてくるわけで。今世紀に入って自殺者は死因の1位ということも聞いたことがある。死にたいという病気の人を助けるために本来の救急を要する病気や怪我の人が助からないというのは正しい社会ではない。
自殺を美化して考える人が多いが、あれは殺人である。ロシア兵がウクライナ人を惨殺したのと罪の重さは変わらない。犯罪ではないからと普通の生活に戻すから悲劇がまた起こるのである。自殺未遂の人は一度殺人と同等の罪として医療刑務所に入れてしばらく頭を冷やす方が得策だと思うのだが。

もう一つ
戦争犯罪と言われているロシア兵の狂気である。
そもそもが戦争というのは狂気の沙汰なんだけど、今回のロシアの戦争はヒトラー以来の暴挙だ。まず、戦争をする具体的な根拠がない。それなのにロシアは親の仇とばかりに主要都市を焼け野原のしようとしている。攻撃目標が民間人なんだよね。太平洋戦争のように「リメンバー・パールハーバー」というスローガンがあったからこそアメリカ軍は日本を焼け野にしようとした。子供の乗った輸送船も片っ端から沈めたのだから、大義である日本人への憎しみはいかばかりだったのか。21世紀の現代にロシア人がウクライナ人を惨殺する理由、大義がどこにあるのか教えてほしい。私の悪い頭ではどうしても理解できないのである。

もう一つ
先週から報道されているのが、プーチンのガン説である。甲状腺がんという話だが。権力を長く持ちすぎるとこうなるという悪い見本だったが、さらに死に至る病を持つ権力者も危険だということだ。権力者はそもそも頭がいい、脳の血の巡りがいいのでガンが転移しやすいのだろう。すぐにアホになってしまった。実は日本や韓国のようにちょいちょい首相が代わっている方が健全なのかもしれないね。
私もなぜプーチンがこんな暴挙に、といろいろな仮説を考えていたが、プーチン自身が死の病という説は思い浮かばなかった。このニュースを見て膝を叩いた。「ああ、そういう考え方があったか」