今日は今年度異動、着任者の歓迎自己紹介の時間が打ち合わせの時間に組み込まれた。
このご時世に飲み屋で歓送迎会はできない。
私の番になり「趣味は飛行機や自動車です。」と15秒ていどで切り上げた。
あまりの素っ気なさに司会が「一番の自動車はなんですか」という無茶振り質問。
「一番好きなクルマというわけではありませんが、最近試乗してよかったのはトヨタスープラでした。」
すると会議室でザワザワ、女子社員からは「かわいい名前のクルマね。」などとトンチンカンなリアクション。
まあいいか。
後で私のデスク周囲の女子社員にスープラの画像を見せると「エエッ。こんなクルマなんですか。」とようやくピュアスポーツであることを理解してくれた。
スープラを知らないという人種がこれほどいるとは思わなかった。
私がどれだけ四面楚歌の状況で仕事をしているか、読者の方々にも多少は理解してもらえたと思う。
自動車ネタでこんな感じだから、飛行機や鉄道ネタは全く聞いてもらえないだろうな。
というわけでしばらくは無口な男のイメージでいくしかない。
もう一つ
NHKでコロナのせいで大学を中退した学生のレポート。
書き込みやインタビューで問題点を洗い出そうとしている。
多くが親の事業がダメになる、親がクビになる。というもの。
つまりお金の問題なんだな。
実は経営者にはお金の問題は致命傷なんだけど学生はちょっと違う。
学生部に相談にいくといろいろアドバイスをしてくれる。
アルバイトの収入も激減とはいうけどすべての業種がダメというわけではない。
いろいろな話をつないでいくと結論に至る。
実はこの学生は大学をやめたかったのではないか。
残って勉強、研究する方法は複数あるように思える。
私も奨学金、アルバイト、そして大学の援助で卒業できたし
再び大学に戻って勉強をし直すときも随分世話になった。
たいていの大学には寮があるし事情を話せばそれなりの金額で生活できる。
このあらゆる方策を使えことなく退学という、それもコロナのせいだと言いはる。
ずっとやめたかったけど、いい理由がなかった、という人たちではなかったのかね。