75年に二代目コスモがクーペボデイで発売。
77年にノッチバックのコスモLが発売された。
後部の屋根はレザートップになっていて個人的には『どこがかっこいいのか』と思っていた。
営業的にも成功とは言えなかったのではないか。
先日もカリーナで書いたようにこの当時目標としていたのはアメ車であった。
逆にアメリカ市場でフェアレディZやスープラが好調だったことを考えると
いかにもアメリカ的なのが当時のトレンドだった。
そのどまんなかだったのがコスモLであったと推察する。
日本車がヨーロッパを意識するのはバブルの頃まで待たなければならない。
日産のプリメーラ、マツダのカペラあたりからだろうか。
ところが2011年の今でも、日産のほぼ全車種、スバルのレガシィまで
アメリカで売れるクルマをよしとしているのはいかがなものだろうか。
前回のモーターショーにしても、日本市場は世界から見捨てられた気がする。
結局日本で残るのは軽自動車とミニバンになるのかな。
