ブログ仲間の人から小松に行ったら自動車博物館でしょ、と言われていた。
これまで富士山の近くの有名コレクションなどはそれなりに素晴らしいものだが
ピカピカの高級車を見てため息をつく程度。
ここもそんなものかと思っていたが、大雪で近場で観光する必要があって行ってみた。
お城のようなすごい建物である。
入り口ではセリカGTFourのラリーカーがお出迎え。
レースカーも好きなのでまあいいかと入場する。
この日朝イチの一番客であった。
館内に入って驚いた。
おびただしいクルマの台数である。
それもフェラーリやランボルギーニやF1カーでなかった。
ひたすら普通のクルマが並んでいるのである。
とりあえず1階のトイレに行こうとすると目の前にこのクルマが現れる。
スプリンタートレノである。
それも目玉がえぐれているアグネス・ラム仕様だ。
(実際アグネス・ラムがCM出演したのはリフトバックだったけど)
歴代スプリンターの中でも一番好きなタイプである。
かっこいいなあ。
その隣にはセリカXXではないか。
それも初代である。
初代セリカは大人気で二代目になった時、随分ぼってりしたと思った。
CMでは三次曲線といっていたが。
後半にテコ入れとして投入されたセリカの豪華版。
セリカが4気筒に対してXXは6気筒、ノーズを長くして搭載した。
初期は2.0と2.6の排気量。
大成功とは行かなかったがある程度売れて認知度も上がった。
このクルマ、もしくは考え方が後のソアラへと発展していくことになる。
有名な話だがこの2.6はアメリカ仕様として設計されている。
XXというネーミングはアメリカではポルノ映画の等級を表すものとして使えない。
そこでアメリカでは『スープラ』という名称で売られていた。
この名前がイケてるということで日本仕様も3代目からスープラとなった。