ドリフターズ

今日、ドリフのスペシャル番組を見た。
私は荒井注の時代からのドリフファンである。
全員集合の収録会場へも何度か行ったし。
私の世代ならみんな好きだったはず。
ドリフの全盛期はまだ家庭用ビデオが無かった時代。
私が最初に購入したベータビデオで録画したのはドリフではなくてひょうきん族だった。(笑)
ひょうきん族の台頭で全員集合は存続の危機が囁かれていた。
話がそれた。
今日の番組の映像も過去に何度か見たものばかりだったけど、面白い。
前に見たネタだからつまらない、とはならないのである。
わかっていても笑えるのがドリフの偉大なところだ。
改めて映像を見ていると、志村や加藤がいつもネタを仕込んでいる。
他の人がネタをやってウケているときもなにかやらかしている。
さらに面白いのが間のとり方。
基本的にはツッコむタイミングがものすごく速い。
しゃべくり漫才ならボケツッコミの速さは口先だけでできるが、コントとなると体全体で表現するので体力勝負。
吉本新喜劇と比べるとわかるがドリフのスピード感は尋常ではない。
さらにずっと不思議に思っていたのだが、やっているネタがエゲツないシモネタ的なものがおおい。
のも関わらず視聴者の対象年齢は低いのである。
つまり基本的に子供番組なんだけどネタは大人向けみたいな。
つまりどの年代からも飽きられないということか。
ただし当時おばさんたちからの評価はめちゃくちゃ低かった、子供に見せたくないなどの称号をもらっている。