山を買う

昨日からエアコンなしの生活。
昨夜も寝室の室温は25度まで下がり快適に寝られた。
とは言っても湿度が高くて眠りはやや浅かったかな。
その上先週から仕事のきつさとストレスで腰痛がひどくなった。
ぎっくり腰の一歩手前、すでにぎっくり腰なのだろうか。
さて本題
昨夜の情報番組で「山を買う」というネタ。
コロナが広がりだしてからよく見聞きしていた。
数百坪100万200万程度から数千坪でも1000万円以下。
関東近郊の山地でもその程度の予算で購入可能だとか。
アウトドアやDIYが好きな人には魅力的だろう。
私も魅力を感じている。
しかしである。
いいことばかりではない。
キャンプやアウトドアに長けている人以外の人には辛いことも多い。
実は親と共同購入で30年ほど長野に別荘を持っていた。
山の中のコテージではなく民家に挟まれた住宅地。
国道やスーパーも近い。便利な場所だった。
電気ガス水道があって普通に住めるボロ家だった。
父母や私などが使っていたが原則休日のみ、若い頃は年間1ヶ月未満。
父母などの利用も含めても稼働率は年間1ヶ月から2ヶ月程度。
あとは空き家の状態である。
家は痛むし周囲は草ぼうぼう、光熱費の固定費や修理費がかかる。
父母の老齢化と私も掃除や草刈りや維持管理の手間が面倒になり
稼働率は下がるばかり、その上管理費は逆に上がる。
ついに数年前にほぼ0円で手放した。
ワタクシゴトが長くなったが、自宅以外に不動産を持つというのはそういうことだ。
何より大切なことは休日の殆どをそちらに行かないともとは取れないし維持管理できない。
さらに
山となると問題になるのがライフライン
1泊2泊のキャンプならなんとかなるが、年間50日100日となると
電気ガス水道の心配以外にトイレも問題になる。
さらにダニやヒルやブヨなどの害虫、イノシシなどの動物、
豪雨や台風や寒気など自然と戦い続けなければならないのである。
都会の生活にすっかり馴染んでいる現代人が不便な自然の野山での過ごすのは
せいぜい1泊2日、2泊ともなれば風呂に入りたくなるだろうし食料医療の問題もあるかも。
結局あの週末の大混雑のオートキャンプ場がベストとなるのだろう。
私はヤブ蚊に食われるのがダメだし虫のアレルギーもあるから最初からあきらめている。(笑)