碓氷峠鉄道文化むらの愛情

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久しぶりに碓氷峠鉄道文化むらに入った。
EF63が走っていたりと心踊る。
ところが、展示してある車両をつぶさに観察すると残念な気持ちになる。
この写真を見るとわかるように雨ざらしの車両の傷みがひどい。
往年の名機の実物を見られるのは嬉しいが腐食が進む車両を見るのは悲しい。
基本的に管理する人たちの車両に対する愛情を感じない。
鉄板でできた塊なので雨ざらしでの腐食は回避できないのかもしれない。
それでも少しでも綺麗に保管しようとする意気込みが感じられない。
ボランティアを募ってワックスがけを定期的にするなど工夫ではできないものなのか。
と、HPを調べてみるとボランティア活動はあるそうだ。
http://www.usuitouge.com/bunkamura/funclub/index.html
ところが、会費を年間2000円も取るそうである。
これじゃあ、人は集まらないよなあ。
(財)碓氷峠交流記念財団というのが運営している。
JRから松井田町が資産を引き受けて、第三セクターがという箱物の悪い流れだ。
もう少し山を登ったところに温泉施設も運営している。
もう少し、鉄道に対して愛情のある人達が運営してくれるといいのだけど。
もうひとつ、
施設内に立派なHOの鉄道ジオラマがある。
189系あさまにEF63を連結させてめがね橋の奥のコンクリート橋を通過したりと
かなり入れ込んだ立派なジオラマなのだが
悲しいかな、この施設ができた平成10年当時の車両のままなのである。
新幹線は東海が500系、東日本がE2まで。
200系に400系を連結させて颯爽と走らせているのは懐かしいが…。