財源不足、でも一人3万円

と、軽減税率のすったもんだでよく出てきた言葉だ。
今日のニュースを見て驚いた。
一人3万円を配るのだそうだ。
1200万人以上の選ばれし者だそうで。
キャシュだけで4000億以上、これを配る業務も勘案すれば5000億近くのカネ。
これを「ハイ・どうぞ」とばらまくというのだから。
こんな大雑把なことをやっている人たちに、日本の舵取りを任せていいのか。
格差社会を悪だと決めつける人が多い。
小泉政権で次々に財政問題の改革をやると、格差が広がったと批判された。
郵政民営化をすれば地方の郵便事情は悪くなると言われた。
実はそれが当たり前で、山の中の人達が府中や柏や藤沢の人たちと
同じ便利さを求めるのはいかがかと思う。
いろいろな理由で仕事をしていない生活保護受給者が
アルバイトをかけもちして何とか食いつないでいる人より豊かではオカシイ。
格差はあってしかるべきなのである。
増税社会保険料値上げを繰り返している政府の失政を許すべきではないのに、
結果論の格差だけを取り上げて許せんという愚かなマスコミや市民が多いわけで。
ここはひとつ、消費税を5%に戻そうではないか。
そして、社会保障費の抜本的見直し。
医療費は当然値上げ、4割負担、老人も4割負担でいい。
逆に社会保険料をせっせと支払っている働く世代の医療費を3割に据え置きでいい。
年金や生活保護受給額を値下げ。
それでは生活が出来ない、となるだろうから
地方の過疎地域の廃校などをリフォームしてアパートとして住んでもらう。
食事はやはり新たな雇用を生んでの給食でいい。
食器は当然先割れスプーンだ。
先日のネットニュースで老後の生活が不安、というよくあるネタ。
それでは不安が払拭されるくらいの社会保障とはどんなものか。
消費税20%に増税しても今後の年金問題でさえ解決できないと言われているのに。
つまり、老後の不安など永遠に解決しないし、解決を期待してもいけない。
もし、少しでも不安を減らしたければ、私の親のように節約節約の人生。
外食なんてとんでもない。
飲み物は水道水か水道水で作ったパックの麦茶。
緑茶は葬式でもらったものだけである。
ああ、これは親じゃなくて我が家の話だ。