消費税増税、首相が意向固める

税金を高くして豊かになった国はないという。
北欧などで高率な税金の国があって、社会保障が充実という番組をみたが
実際その国のGDPとは無関係。
つまり、国はそれほど豊かではないらしい。
逆に働かなくても保証されるという感覚が良くないという専門家もいる。
前置きが長くなったが
ここ数ヶ月の増税への姑息な手法は目に余る。
円安で景気が良くなったとか、専門家に増税賛成を言わせるとか
五輪誘致成功とか、景気が良くて増税する、というテイになっている。
円安など砂上の楼閣、小さな波ですぐに崩れる。
中東の問題は一触即発。
原油や資材や食料の値上げがこのところ顕著になり
来年の増税で便乗も加わり一気にインフレになる。
多分、年率で10%近く物価が上がるのではないか。
まさに、橋本政権時代に5%をゴリ押しして、失われた10年が延長された時期と符合する。
当時も景気予測を間違えた、という話だったが
また、同じ轍を踏むことになる。
景気対策も当時と同じ。
今回も3%のうち2%分を景気対策にばらまくという。
ああ、どこまでもいつになってもこの路線なんだ。