年金“元を取る”には何歳まで生きれば?

75歳まで繰り下げた場合に、何歳まで年金をもらえば(何歳まで生きれば)、
65歳からもらい始めた場合の年金額を上回って元が取れるかという「損益分岐点」を考えないといけない。
ファイナンシャルプランナー、藤川太氏によると、
「受給開始を65歳から70歳に繰り下げた場合は『81歳』いっぱいまでもらえば、
65歳から受給を始めた人の年金額を上回ります。つまり、81歳が損益分岐点になります。
同様に75歳まで繰り下げた場合は『86歳』が損益分岐点です」
というネットニュース。
答えを聞けば薄々わかることだが、もともとの計算の根拠となっているのが
平均寿命、平均余命ということだ。
65歳、すなわち普通に貰いたいならせめて平均寿命をまっとうせよ、ということだ。
よく考えれば至極当然だな。
厳密に言えば、ちゃんとマージンをとっている。
平均寿命プラスアルファでようやく元が取れるということだ。
つまり、平均であるからには半分の人は元が取れない。
さらにマージンをとっているから半分以上の人は元が取れない。
計算上、統計上は当たり前の事なのだろうがなんとも馬鹿にした話だわなあ。
私のように、医学的に悪い遺伝子があって長生きできないことがほぼ確定している場合など
年金料を払いたくになくなるよ。
その上、年金を納めていない人たちが結局生活保護になって
年金生活よりも豊かな生活をしているなんて話を聞けばなおさらだわな。
どっかの馬鹿が『格差社会』を批判したが
ちゃんと格差をつけてくれなければ、まじめに納税、保険料を払っている人はうかばれない。
国民年金と生保の逆転現象だけは是正しなければ、本当に年金制度は破綻する。
生保は国民年金額を基準にすべきだ。