便乗増税、ガソリン値上げ

増税でものの値段が上がることは承知している。
当然ガソリンも上がるのだろうけどこちらは事情が違う。
石油石炭税(温暖化対策税)も1リットル当たり0.25円増えるというのだ。
まさに便乗値上げである。
こんなことを許していいのか。
もともとガソリンは半分以上が税金ではないか。
その上、税金分に消費税率をかけるという二重搾取だ。
さらに、便乗増税なのだから日本国民のおとなしさには恐れ入る。
温暖化の日本での元凶は今のところ発電だろうな。
原発危ない信仰によって理由のない原発停止に追い込み
ガスや石油を燃やして電気を作っている。
原発は今後『負の遺産』となることは間違いないが、危険とは意味が違う。
すでにある負の遺産を今止めても負が正になることはない。
負の遺産として出来る限り活用するしか無いのである。
そういう論争もないままガソリンだけを値上げするのはいかがなものか。
まあ、クルマは贅沢品。
「クルマがなきゃこんな田舎で生活できない」と豪語する人は多いが
50年前以前のクルマが無い時代はその地は人が住めなかったのか。
かくいう私もクルマが大好き、クルマのない生活など考えられない。
と、いいつつ、クルマの年間走行距離は3千キロ程度である。
我が家の普段の生活は自転車や原付きでまかなっている。
徒歩や自転車だけではちと辛いが、クルマをやめて原付きにすれば
今の日本の大半の都市問題は解決すると思っている。
走っているクルマがすべて軽自動車になるだけでも日本の大半の渋滞はなくなるという研究もある。
クルマが好きだからこそ、クルマを使わない生活を考えるのも悪くない。