コロナショックにあやかる

テレビでは仕事ができない、お金がなくなる、
仕事がない、給料が出ない、会社が倒産などと不安を煽っている。
実際、観光業飲食業を中心に大変な被害になっているわけだが。
ところが、株価を見るとすでに2万3千円台に回復、アメリカダウも同様だ。
コロナショックは不意打ちの不幸なんだけど、だから数ヶ月で倒産というのは
もともと体力がない企業で好景気で自転車操業していたと思われる。
つまり何かのアクシデントがあればいずれ倒産したのかもしれない。
大企業では減収に伴って企業を縮小、リストラをしている。
実はこれが株価の回復に役に立つ。
閉店やリストラはそう簡単にできないことだがコロナショックに便乗。
採算がとれない店や部署を潰すには良い機会だったわけだ。
日産にしても他の企業にしてもリストラすると営業利益が上がり株価も上がる。
リーマン、3.11、増税などで経済が停滞するとき、政府は喜んで金をバラマキ。
人の不幸は蜜の味なのである。
このピンチをチャンスにしてきた企業こそが優良企業なのである。
もう一つ
水商売も自粛で大変、経営が大変だという。
前にもここで書いたが、アルコールは原価率が良くて儲かるのである。
高級クラブみたいなところは店に入って座れば数万円だという。
(入ったこと無いけど)
当然、経営者もホステスも高給取りだ。いい暮らしをしてきた。
それが一時的に客が来なくなったからと、税金からの補助を求めるのはどうなのか。
こういうことに線引は難しいのだろうけど
シャネルやビトンのバッグ、高級時計、高級なドレスやスーツ、高級車に乗っている人が
儲からないから保証してくれというのは、なんともしっくりこないのである。