上弦の月


今日の月と思ったが、雲に隠れてしまった。
昨日の月。
半月というには少しくぼんでいるか。
もう一つ
五輪への国の支出が約1兆600億円に達しているとのニュース。
もともとは2500億円程度だったということらしい。
まあ、よくある話。
どういう試算だったのか、だれも責任を取らないのはいつものことだ。
土木がからむ支出では予算内なんてことはほとんどない。
私のように反対者が多数いるそういうお祭り事に血税を垂れ流すのはいかがなものか。
きっちり受益者負担でお願いしたいものだ。
高度経済成長時代もバブル時代も今も血税の多くは土建屋さんが受け取ることになっている。
有識者にうかがうと、もともとは土建屋さんには農業従事者が
冬場を中心に出稼ぎに来てやる仕事だったとか。
農業を大切にする自民党政権土建屋に税金を落とすことで農業を支えたとか。
随分都合のいい話だが、そんな理由で堂々と無駄な箱物に垂れ流していた。
今となっては低所得者のためという方が強いようだが。
国が1兆、東京都が約1兆4100億円、組織委が約6千億円を支出する予定。
豪気な話だが、他に使いみちがあるのかとなると
私ら労働者には吸い取るだけで落ちてくることはない。
老人や貧乏人にばらまくのも納得がいかないし。
五輪は数万円の入場券が買えるような金持ちのためなんだけど
景気のためにはまだましということか。